高齢者用のスロープには、どんなメリットがあるのでしょうか?スロープを設置する際の注意点についても見ていきます。
▼スロープはなぜ必要?
普段の生活では気づきにくいですが、部屋の出入り口や階段、トイレ、玄関、ドアなど、さまざまな部分に段差があります。
歩行機能が衰えている高齢者にとっては、そんな段差をまたぐのが一苦労だったりします。
段差をそのままにしておくと転倒して骨折するリスクが高まります。
段差がなくなると車椅子や歩行器が使いやすくなります。また移動しやすくなることで高齢者が活動的になり、運動不足解消につながったりします。
▼スロープを設置する際は勾配に気をつける
スロープを利用する人の身体の状態によって、勾配の角度にも気を配らなくてはなりません。
例えば「1/8勾配」と呼ばれる角度が7.1度の傾斜では、高齢者にとってはキツく感じるかもしれません。
家の敷地面積によってスロープが設置できる場所に制約が生まれますが、バリアフリー法の基準値である4.8度の傾斜にできれば、より使いやすくなるでしょう。
ちなみに玄関にスロープを設置する場合は、7~20万円ほどの費用がかかります。
▼まとめ
車椅子や歩行器を利用している高齢者は、スロープがあると楽に移動できます。
スロープを設置する際には注意点もありますが、高齢者がいる家では、ぜひスロープの設置を検討してみましょう。
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